「一生モノ」じゃなくなる!? 2028年からのANA SFC大改悪と対策を分かりやすく解説!

こんにちは!

陸マイラーの魅力にどっぷりはまってしまった、「もと(@MomoRock2017)」です。

ついにこの日が来てしまったか…というのが、いちマイラーとしての率直な感想です。

マイルの世界には「一度厳しい条件をクリアして会員になり、クレジットカードの年会費さえ払い続ければ、一生VIP待遇が受けられる」という魔法のようなカードが存在します。

それがANAの「スーパーフライヤーズカード(通称:SFC)」です。
JALのLSP(Life Status Points)稼ぎや、マリオットボンヴォイ・アメックスなどを駆使して日々の決済ルートを最適化しているマイラー界隈にも、今回のANAの「制度変更」という名の発表は激震を走らせました。

「持っているだけで一生安泰」だったSFCのルールが、2028年4月から根本的に変わってしまうのです。

これから陸マイラー(飛行機に乗らずに日常の支払いでマイルを貯める人)になりたい!SFCを目指したい!と思っている方に向けて、何がどう変わるのか、そして絶対に知っておくべき「落とし穴」を分かりやすく解説します。

最大の変更点:「年間300万円」カードを使わないと特典が減る!

これまでは、SFCを持っていれば無条件で「専用ラウンジでビールを飲みながら搭乗を待つ」「長蛇の列を横目に優先チェックインをする」といったVIP待遇が受けられました。

しかし2028年度からは、「毎年、ANAのカードで年間300万円以上の買い物をした人だけ」が、これまで通りのフルサービス(SFC PLUS)を受けられるようになります。

もし300万円に届かなかった場合は、「SFC LITE(ライト)」というランクに格下げされてしまい、なんとANAラウンジが使えなくなってしまいます。

実際のサービスが切り替わるのは2028年4月からですが、最初の「300万円の計算期間」は【2026年12月16日 ~ 2027年12月15日】の1年間です。意外と準備期間はありません。

もと
もと

2026年12月16日〜2027年12月15日までの間に300万円以上ANAカードを使わないと、今までのようなメリットを享受できなくなります。

要注意!「300万円」にカウントされる支払い・されない支払い

年間300万円(月に換算すると25万円)の壁を越えるためには、日々の支払いをANAカードに集中させる「決済修行」が必要になります。ここで絶対に知っておくべき「罠」があります。

営者や個人事業主の方が最も陥りがちな罠が、「法人名義のANAカード」の支払いは1円もカウントされないという点です。

そのため、事業で使うハイエンドなPCや高画素なフルサイズカメラといった高額機材の調達、あるいは個人のクレジットカードで立て替え可能な固定資産税などの多額の支払いを、計画的に「個人のANAカード」に集約していく立ち回りが、300万円クリアへの最大のカギとなります。

カウントされる(合算できる)もの

  • 普段のお買い物や旅行代金
  • 数枚のANAカードの利用分(※マイル口座を一つにおまとめしていれば、複数の個人用ANAカードの支払い額をすべて合算できます)
  • 家族カードでの利用分(※奥様などが使った家族カードの分も、本会員の利用額にドンと合算されます)

カウントされない(除外される)もの

  • suicaやPASMOなど電子マネーへのチャージ
  • ANAカードから「ANA Pay」へのチャージ(※チャージしただけではダメで、実際にANA Payでお店に「支払った時」の金額だけが計算されます)
  • ANAカード〈法人用〉での利用分(※超重要!)

SFC LITE(降格)とSFC PLUSの決定的な違い

では、年間300万円に届かず「SFC LITE」に降格してしまった場合、どれくらい困るのでしょうか?

搭乗する飛行機によって全く状況が変わるので、表にまとめました。

海外で使う場合SFC LITEはかなり使えないステータスになっていますね。

搭乗便サービス・特典項目SFC PLUS(300万円〜)SFC LITE(〜300万円)
スーターアライアンス資格ゴールドシルバー
ANA運行便ANAラウンジ利用可能利用不可
優先チェックイン可能可能
手荷物を早く受取り可能可能
優先搭乗可能可能
手荷物許容量の優待可能可能
空席待ちの優先可能可能
スターアライアンス運行便航空会社ラウンジ利用可能利用不可
優先チェックイン可能不可
手荷物を早く受取り可能不可
優先搭乗可能不可
追加手荷物許容可能不可
優先保安検査等可能不可
空席待ちの優先可能不可

最大の落とし穴:海外旅行での「VIP待遇」が消滅する!

表を見ると、ANAの国内線に乗る分には「ラウンジが使えなくなる」くらいで、実は優先チェックインなどの便利な特典はSFC LITEでも残ります。

本当に恐ろしいのは、「海外の提携航空会社(スターアライアンス便)に乗る時」です。

世界中の提携航空会社でVIP待遇を受けるための世界共通ステータスが、最高ランクの「ゴールド」から、実質名ばかりの「シルバー」に格下げされてしまうのです。

これの何がヤバいかというと、家族でソウル旅行やハワイ旅行に行く際、ANA便ではなく現地の提携航空会社(アシアナ航空やユナイテッド航空など)に乗る場合、専用チェックインも、手荷物の優先も、優先搭乗も「すべて没収」されてしまいます。

エコノミークラスの長蛇の列に並び、海外の豪華な空港ラウンジも使えなくなるのは、ステータスホルダーとしては一番避けたい悲劇です。

ズバリ!これからのSFC修行、おすすめできる人・できない人

ここまでを踏まえて、今回の新制度で「これからもSFC(PLUS)を維持すべき人・目指すべき人」と、「無理して目指さなくてもいい人」の基準をまとめました。

おすすめできる!これからもSFC(PLUS)を目指すべき

年間300万円の決済を「個人のカード」にまとめられる人

普段の生活費だけでなく、毎年の家族でのスキー旅行のホテル代や交通費、最新のApple製品や趣味のカメラレンズといった高額な買い物を、躊躇なく個人のANAカードに集約できる人。

個人事業主・経営者で「立替精算」をうまく使える人

法人カードではなく、個人のカードで税金を支払ったり、会社の経費を一旦個人のカードで立て替えて後から精算したりと、柔軟な決済ルートを確保できる人。

海外へ行く機会が多く、提携便(スターアライアンス便)によく乗る人

ANA以外の航空会社を利用しても、海外の空港でラウンジや優先チェックインなどのVIP待遇を絶対に維持したい人。

おすすめできない…これからSFC修行を考え直すべき人

他社のカードをメインで使い続けたい人

ホテルの上級会員資格やポイント還元を重視して、「マリオット系などのクレジットカードに決済を集中させたい!」という人は、年間300万円をANAカードに回すのが難しくなるため相性が悪いです。

飛行機は「国内線のANA便」にしか乗らない人

SFC LITEに格下げされても、実は国内のANA便なら優先チェックイン等は残ります。

「ラウンジ利用」のためだけに無理をして300万円決済したり、これから何十万円もかけて飛行機に乗りまくる「SFC修行」をするのは、少しコスパが悪いかもしれません。

高額な決済が「法人カード」に縛られている人

会社の規定などで個人のカードが経費に使えず、自力で決済額をコントロールできない人は、300万円の壁が非常に高く感じられるはずです。

今後の戦略:あなたは「300万円」の壁を越えるか?

航空会社は今、「ただ飛行機に乗る人」から「自社の経済圏(カードや決済アプリ)でたくさんお金を使ってくれる優良顧客」を優遇する時代へとはっきり舵を切りました。

これからSFCを目指す方、そしてすでに持っている方も、自分のライフスタイルと決済ルートを見つめ直し、「どの航空会社のステータスを、どのクレジットカードで維持するべきか」を本気で考えるタイミングが来ています。

以上「「一生モノ」じゃなくなる!? 2028年からのANA SFC大改悪と対策を分かりやすく解説!」でした。

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