コロナ禍で長らく海外旅行に行けていませんでしたが、ようやく規制もゆるくなり海外に行くことができるようになってきましたね。
昔は海外旅行中の通信手段はモバイルルーターを借りるのが一般的で1日あたり500〜1,000円位かかっていましたね。
コロナで人々が自由に海外に行けない間にそういった通信環境は大きく変化しており、本記事で紹介する楽天モバイルとAhamoであれば海外に行ってもローミング設定をするだけで空港に降りてすぐ通信することができます。
言葉で書くと「ふ〜ん」という感じなのですが、日本にいるのと同じ感覚でデータ通信ができるのは想像以上に便利でした。
ホノルル空港に着いてすぐ通信できたのは感動ものでした
Ahamoと楽天モバイル海外で利用するならどっち?
国内では電波が悪いと評判の楽天モバイルですが、海外では普通に使用可能です。
そのためよほど海外でヘビーユーズしない限りは楽天モバイル一択です。
ただ2023年6月1日から最強プランが始まったにも関わらず相変わらず電波が弱いので国内での利用を考えると格安sim+楽天モバイルが最もコスパの良い布陣です。
普段は1GB290円の日本通信と楽天モバイルを契約し、楽天モバイルが圏外の時だけ日本通信を使用するといった使い方ができますね、
Ahamo | 楽天モバイル | |
データ通信量 | 毎月20GBまで※15日以内 | 毎月2GBまで |
容量追加 | 不可 | 500円/1GB |
容量超過後速度 | 128kbps※月15日を超えた場合含む | 128kbps |
対応国・地域 | 82 | 67 |
国際通話 | 有料 | Rakuten Link利用で無料 |
国際SMS | 有料 | Rakuten Link同士なら無料 |
月額 | 2,980円 | 980円〜2,980円 |
データ通信量
一見すると「Ahamo」の方が多く使用できそうに見えますが、この20GBは国内での利用と合算です。
そのため、国内で大量に通信する方は「大盛りオプション(80GB)」を契約しておく必要があります。
ただし、海外での通信上限は残データ容量に関係なく最大20GBまでです。
一方楽天は、Ahamoと違い独立した2GBの通信なので国内の通信量を気にすることなく利用できます。また若干割高ではありますが2GBを超えても容量の追加ができるのでフレキシブルに利用することができますね。
ハワイでTwitterで画像を呟きまくってた私は5日間で大体3.5GBだったので普通に使う方は2GBで良いと思います。
容量超過後の通信速度
どちらも128kbpsなので正直使い物になりません(笑)LINEのメッセージ程度であればかろうじて何とかなるレベルです。
そういう意味だと容量追加ができる楽天モバイルの方が良いですね。
対応国
一見するとahamoの方が多く優位に見えますが、楽天モバイルも日本人が観光で訪れる主要国は大体カバーしているので特殊な国に行く方以外は特に気にしなくても良いと思います、
Ahamo・楽天モバイル海外ローミング対応国・地域検索ページ
月額
これは楽天モバイルの方が通常は安く運用できるので良いですね。
ただ楽天モバイルは国内通信でプラチナバンドを持っていないので、建物内に入ると電波が非常に弱く通信できない!ということが頻発するので安かろう悪かろうな感じがします、
海外ローミング対応国・地域以外にも使用機種の対応Bandにも注意
Ahamo・楽天モバイルのHPで使用している機種のデータ通信が可能か記載があったからと言って安心するのはまだ早い!
使用機種の対応bandの種類によっては、データ通信可能となっていても一部エリアで圏外になったりするのでお気をつけください。
以前グアムに行った時にハマった体験談をこちらの記事にまとめました。
グアムで楽天モバイルが使えない!その理由は端末の対応bandと通信キャリアの周波数だった 楽天モバイルの「Rakuten Mini」はロットによって対応周波数が異なる!?