ハワイ旅行前に準備する全書類を解説!ANA渡航に必要な手続きとは【画像付】

こんにちは!

陸マイラーの魅力にどっぷりはまってしまった、「もと(@MomoRock2017)」です。

新型コロナウイルス感染症もだいぶ落ち着きを見せた2023年2月ようやく3年越しの家族でのハワイ旅行を実現することができました。

以前はパスポート一つあれば簡単に海外に行けていたのですが、このコロナ禍を経て各国色々と入国にあたって必要な手続きが増えています。

この記事では実際にハワイ旅行をした経験から必要な手続き、準備しておいた方が良いものをご紹介します。

本記事で解説しているもの
  1. ESTA(Electronic System for Travel Authorization)
  2. 宣誓書(2023年5月12日以降不要となりました)
  3. CDCへの情報提供(2023年5月12日以降不要となりました)
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あくまでも2023年2月における必要手続きなので、実際の渡航される際にはご自身での最終確認をお勧めします。
2023年5月12日以降「宣誓書」「CDCへの従応報提供」は不要となりました。
https://esta-center.com/news/detail/990200.html

ハワイ旅渡航前に必要手続き・書類

ハワイ旅行に2023年2月時点で必要なものは以下のものです。

ハワイ渡航前に準備すべきもの
  • ESTA(Electronic System for Travel Authorization):印刷不要
  • 宣誓書:印刷必要(2023年5月12日以降不要となりました)
  • CDCへの情報提供:印刷必要(2023年5月12日以降不要となりました)

ESTAはコロナ禍以前から必要なので説明不要な感じもしますが、宣誓書とCDCへの情報提供が現時点においては必要になっています。

私はANAで今回ハワイ旅行に行ったのですが、搭乗24時間前からできるWEBチェックイン前に「宣誓書」「CDCへの情報提供」の準備ができているかの確認がありました。

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2023年5月12日以降「宣誓書」「CDCへの情報提供」は不要となりました

ESTA(Electronic System for Travel Authorization)

ESTA(Electronic System for Travel Authorization)はアメリカ(グアム・サイパン除く)に入国する際に必須手続きです。

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今回は申請後1時間位で承認されましたが72時間前までに申請することをおすすめします。

昔からそうでしたが、「ESTA」で検索しても出てくるのは代理申請業者のページばかり・・・

法外な手数料(1件あたり5,000円位)を取られるので、必ず公式ページから申請してください。

URLで「〜.gov」とあるものが本当の申請サイトです。間違えやすいので公式ページのリンク貼っておきます。

2023年8月時点では公式アプリがリリースされており、間違える心配はなくなりました!

アプリも基本的な申請方法は以下紹介した通りなのですが、パスポートの写真と顔写真のアップがなくなりパスポートの顔のページスキャン、パスポートのICチップスキャン、顔写真をスマホで撮影(動画)をアプリの指示通りするだけで完了します。

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2023年8月現在iPhone 、Android共にアプリがリリースされました。

5分もあれば申請完了できました〜

ESTA(Electronic System for Travel Authorization)の申請手順(全画像付)

ESTA(Electronic System for Travel Authorization)ですがいつの間にか申請費用が値上がり(数年前は14ドルだった・・・)していて一人当たり21ドル(子供も同額)になっています。

申請方法はINDIBIDUAL(個人)とGroup(集団)があります。

Group(集団)での申請のメリット

ESTAの申請後ステータスの確認をする際に、個人で申請してしまうとそれぞれの「ESTA Application Number」で検索をしないとステータスの確認ができません。

家族で申請する時にそんな確認は面倒ですよね?

Groupで申請していればGroupIDで検索するだけで全員分のステータスを確認することができます

これは大きなメリットだと思います。

慣れると5分もあれば申請できますので、代理業者を使うのではなくこの手順を参考にご自身で申請してください。

長くなるのでご覧になりたい方は「+」をタップしてください。

公式HPで「APPLY」からINDIVIDUAL(個人申請)or Group(集団申請)を選択する

個々に申請しても良いですが、家族であればグループで申請した方が便利です。

ここではGroup(家族)での申請手順ですが個人でも入力内容は同じです。

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個人でも書かれている内容は同じです

必要事項を入力して「CONTINUE」をクリック
認証コードをメールする

「SEND CODE」を押下すると、メール宛にコードが送付されます。

認証コードを確認する

この画像のようなメールが届いていると思いますので、記載の4桁のコードをコピペして貼り付けてください。

認証コードを入力する

先ほどコピーした認証コードをペーストして「SUBMIT CODE」を押下する。

Group登録完了メールを確認する

この画像のようなメールが届けばGroupの登録は完了です。

個人登録をしていく

「ADD NEW APPLICATION」で個人登録を進めます。

注意事項を確認する

何も考えず「Yes」で進めますが、内容はザクっと書くとこの画像の通りです。

パスポート情報を入力

パスポートの画像をアップロードするとOCRが働いて70%位情報を入力してくれるので先にアップロードしましょう。

認証コードの送付と入力

Group登録した時と同じ手順です。

住所や勤務先等を入力

勤務先がある方は以下の情報を追加で入力します。

米国滞在先情報を入力

緊急連絡先は渡航する本人でもOKです。

ホテルの電話番号はコピペすると何故かエラーが出るので手入力をおすすめします。

確認事項の入力
記載されている内容
  1. 身体的または精神的な障害があるか、薬物乱用者または中毒者であるか、現在次のいずれかの病気にかかっているか
  2. 深刻な財産被害、他人や政府当局への深刻な危害をもたらす犯罪で逮捕または有罪判決を受けたことがありますか?
  3. 違法薬物の所持、使用、流通に関連する法律に違反したことがありますか?
  4. あなたは、テロ活動、スパイ活動、破壊工作、大量虐殺に関与しようとしていますか、または過去に関与したことがありますか?
  5. ビザ取得や米国入国のために、詐欺を働いたり、自分や他人を偽って入国を幇助したことがありますか?
  6. 現在、米国で就職しようとしているか、または以前、米国政府の事前許可なく米国で就職したことがあるか?
  7. 現在または以前のパスポートで申請した米国ビザが拒否されたこと、または米国入国港で米国への入国を拒否されたこと、または入国申請を取り下げたことがありますか?
  8. 米国政府から許可された入国期間を超えて米国に滞在したことがありますか?
  9. 2011年3月1日以降、イラン、イラク、リビア、北朝鮮、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンに渡航した、または滞在したことがありますか?

この内容を確認してチェックボックス2つにチェックを入れて次に

入力内容の確認

今まで入力してきた内容の確認(CONFIRM &CONTINUEを押下)をします。

最後にパスポートNo等を再入力して「NEXT」

支払い画面

個人での申請の場合はここで支払って終了です。

Groupでの申請の場合は、人数分この手順で申請を繰り返します。

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申請毎に「ESTA Application Number」という件名のメールが来ますので保存してください。

グループに登録する方法

最後にStep.15までで申請した情報をGroupに登録する方法です。

以下の画像で必要事項を入力して「RETRIEVE APPLICATION」を押下する。

「ADD UNPAID APPLICATION」を押下する。

「パスポートNo」「生年月日」「ESTA Application Number」を入力して「RETRIEVE APPLICATION」を押下する。

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申請毎に「ESTA Application Number」という件名のメールが来ますので探してください。

内容を確認して「ADD TO GROUP」を押下する。

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支払済のNumberは追加できないのでご注意ください

「TOTAL APPLICATION」に先ほどの情報が追加されていればOKです。

以上で「ESTA(Electronic System for Travel Authorization)」の申請は終了です。

宣誓書

2023年2月時点での「宣誓書」ですが、制限国(中国・香港・マカオ)への渡航歴の有無により宣誓書の書式が異なります。

制限対象国・都市

【出発地】

・中国/香港/マカオ

【経由地】

・中国/香港/マカオ(滞在が 24 時間以上の場合)
・インチョン/バンクーバー/トロント(出発日から起算して 10 日以内に中国への渡航歴がある場合)

申請書のページのリンクを以下に貼りますのでこちらから遷移してください。

遷移先のFillable Attestationにある「English」のPDFを開いてください。

書類を作成し、印刷して空港まで持参して下さい。搭乗口の手前のボックスに入れるように指示されました。

こちらも長くなるのでご覧になりたい方は「+」をタップしてください

宣誓書の内容について

簡単にいうと、米国へのフライトを行う航空会社は本宣誓書を収集する必要があると書かれています。

特に搭乗時にチェックはされませんでしたが、原則ワクチン接種が必要です。

例外についてはP.2以降で申告することになります。

署名

自署の場合は「My own behalf」、子供が小さいなどの理由で代筆する場合は「Behalf Of」にチェックします。

代筆の書き方については特段指定はありませんが、子供の場合パスポートの署名と合わせておいた方が良いと思います。

A〜B:ワクチン接種の有無

Aはワクチン接種済かの確認です。接種済の方はこちらにチェックしてStep.XXXの署名まで進んでください。

Bはワクチン接種を受けていないor証明書を提出する意思がない方向けです。該当する項目にチェックし指定された設問に回答して下さい。日本人で多いのは2番目(子供)と5番目(医学的禁忌によって接種できない方)の2パターンだと思います。

各項目の要約
  • 外交官および外国政府の公式旅行(C のみ記入し署名)
  • 2歳から17歳までの子供(Dのみ記入し署名)
  • CDCが決定した特定のCOVID-19ワクチン試験の参加者(Dのみ記入し署名)
  • CDCが決定した、承認されたCOVID-19ワクチンに対する医学的禁忌(Eのみ記入し署名)
  • COVID-19 ワクチンに対する医学的禁忌(Eのみ記入し署名)
  • CDCが決定し、米国政府の公式文書によって文書化された人道的または緊急の例外。(Fのみ記入し署名)
  • 有効な非移民ビザ(B-1 または B-2 ビザを除く)保持者、および限定的な外国籍の者(Fのみ記入し署名)
  • 米国軍隊のメンバー、または米国軍隊のメンバーの配偶者または子供(2 歳から 17 歳まで)(署名のみでOK)
  • C-1およびD非移民ビザで旅行するシークルーメンバー(Fのみ記入して署名)
  • 国務省長官、運輸省長官、国土安全保障省長官、またはその指名する者が決定した、米国の国益に適う入国者(Gのみ記入し署名)
2歳から17歳までの子供の場合

今でも疑問なのですが、入国後娘は検査を受けていません・・・というよりそんな案内すらされていません(笑)

全ての項目にチェックをして下さい。

各項目の要約
  • 米国に到着してから 3-5 日後に COVID-19 のウイルス検査を受けること。(過去90日以内にCOVID-19から回復した書類がある場合は不要)
  • 到着後検査によって陽性もしくはCOVID-19の症状を発症した場合は5日間隔離すること
COVID-19 ワクチンに対する医学的禁忌

2歳〜17歳と内容は全く同じですね。

なんとなくですが、検査も隔離も不要な気がしますが、医学的禁忌が必要なのでその証明は持参しておいた方が良いと思います。

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ワクチンを打ちたくないという個人的理由は本項目に該当しません

各項目の要約
  • 米国に到着してから 3-5 日後に COVID-19 のウイルス検査を受けること。(過去90日以内にCOVID-19から回復した書類がある場合は不要)
  • 到着後検査によって陽性もしくはCOVID-19の症状を発症した場合は5日間隔離すること
最後に署名して終了

最後に署名をして完了です。

これまでの各項目のチェック等はPDFを直接編集してもOKですが、Signatureのみ実際にサインを書く必要があります。

搭乗口横のボックスに提出

搭乗口を抜けた横にボックスが置いてあるのでそこに5ページセット+後述のCDCへの情報提供と合わせて(ホチキスでまとめる)で投函して終了です。

CDCへの情報提供

米国に渡航する際に以下の画像の情報の提供が義務付けられています。

これまでの「ESTA」「宣誓書」と比べるとA4一枚の書類なのですごく簡単ですね。

私はこの書類は「宣誓書」と合わせてホチキスでまとめて搭乗口横のボックスに提出しました。

6のメールアドレスでYahoo!メールを使用されている方は、普段と異なる接続となるのでセキュリティで接続できなくなる可能性があるので可能であればGmail等の方が良いです。

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私はYahooメールで登録していたのですが、ハワイについてからVPN接続にしていたらセキュリティが起動したようでずっと使えませんでした(笑)

書類の提出タイミング

ESTA(Electronic System for Travel Authorization)は事前申請だけでOKですが、「宣誓書」「CDCへの情報提供」の書類をどうするん?という方も多いと思います。

私は搭乗24時間前にWEBから事前チェックインを行った時に、事前申告(添付書類なし)をしていたので手荷物預ける時も特段何もアナウンスがありませんでした。

ANAラウンジで受付の方に聞いたところ「宣誓書」「CDCへの情報提供」の書類は搭乗口横にあるボックスに入れてくださいとアナウンスがありました。

まとめ

頻繁に出張等で渡航しない方に取っては、馴染みのない書類ですが書いてある内容はいたってシンプルです。

誰が、どこにいて、連絡先は何かを確認されているだけなのでその観点で書類を記入していけば迷うことはないと思います。

今回の手続きもおそらくあと数ヶ月もすれば以前のように「ESTA」だけになっていくと思いますが、本記事でご紹介した画像が参考になれば幸いです。

以上「ハワイ旅行前に準備する全書類を解説!ANA渡航に必要な手続きとは【画像付】」でした。

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