こんにちは!
陸マイラーの魅力にどっぷりはまってしまった、「もと(@MomoRock2017)」です。
陸マイラーにも大人気の楽天モバイル、新型コロナウイルスの影響で海外2GB/月が利用できず本領発揮は当分先といった状況です(涙)
そんな中1円端末キャンペーンの成果もあり2020年5月のsimフリー端末の販売ランキングで5位(BCNランキング)に躍進した「Rakuten Mini」。
この端末はかなり曲者な端末であることが分かりました。
初期ロット・中期ロット・最新ロットで対応する周波数が異なることが2020年6月10日楽天モバイルから公式発表されています。
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これだけを見ても「ちんぷんかんぷん」だと言う方に向けてどういった問題があるかをご紹介します。
- 自身の端末がどのロットなのか
- 初期・中期・最新ロットの違い
そんなわけで本記事は「楽天モバイルの「Rakuten Mini」はロットによって対応周波数が異なる!?」という内容についてご紹介します。
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自身の端末の生産ロットの確認方法
自身の端末のロットがど初期・中期・最新のどこに属するかが分からないと、注意のしようがありません。
自身の「Rakuten Mini 」の生産ロット(IMEI)の確認方法をご紹介します。
- 箱の底に貼付されているラベルに記載されている
- 標準電話アプリで「*#06#」と入力する
上記の2種類の方法で生産ロット(IMEI)を確認できます。
- 初期ロット:351676110356708以前
- 中期ロット:351676110356716~351676110680487
- 最新ロット:それ以降
自身の「Rakuten Mini 」がどのロットに属するかはこれでわかったと思います。
生産ロット(IMEI)による対応周波数による違い
ここからが難しいのですが、対応周波数が異なるということは良い面と悪い面があります。
左から初期ロット・中期ロット・最新ロットとなります。
初期ロット(IMEI:351676110356708以前)
このロットは無料サポータープログラムで購入した方が保有している可能性の高い生産ロットです。
特徴としてはBand4とBand5に非対応のため、アメリカ国内でのLTE通信ができません。
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中期ロット(IMEI:351676110356716~351676110680487
この端末を持っている方は今回の3つの中では最も当たりの端末だと思います。
先程の初期ロットで使用できなかったBand5が利用できるようになっているため、アメリカのTmobileのLTE網が使用可能となります。
その他初期ロットより改悪されているところはないので、アメリカ・ヨーロッパの主要国で利用可能な万能は端末ですね。
最新ロット(IMEI:その他)
現在販売・生産されているロットはこれに該当します。
Band4に対応した代わりにBand1が非対応となっています。
アメリカのAT&Tの周波数Band4に対応しているため、アメリカにおいてより広い範囲でLTEが使用可能です。
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その代わりBand1に非対応となっている点が非常に残念です。
Band1は日本国内でも海外においても主要となる周波数のため、この周波数に対応していないということは、ローミング(電波の切り替え)が発生した際にうまく電波をつかめない可能性があります。
楽天モバイルはBand3、KDDIのローミングはBand18を使用するので楽天モバイルのeSimであれば何の問題もありませんが、NTTdocomo回線を利用するIIJのeSimなどは影響を受ける可能性があります。
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まとめ
経緯はよくわかりませんが結果的に現在の「Rakuten Mini」は3つの異なる端末になっています。
面白いことにこの3つをカテゴリーに分けると以下の用途に最適となります。
- 初期ロット:国内メイン
- 中期ロット:万能
- 最新ロット:海外メイン
陸マイラーで海外によく行く方にとっては、最新ロットが最も適しています。国内がほとんどという方にとっては初期ロットがおすすめです。
どうも最新ロットのBand1非対応は楽天も失敗したと思っているのか、最新ロットからのBand1対応端末への交換はコールセンターに問い合わせると可能なようです。
トラブル続きの楽天モバイル、個人的には挑戦的で面白いので応援したいのですが度重なるトラブルに対して「会社」が真摯に対応していないように見えるのが非常に残念です。
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以上「楽天モバイルの「Rakuten Mini」はロットによって対応周波数が異なる!?」でした。