改悪があっても選ばれる理由!Revolutカードの海外決済メリットと対策を徹底解説

こんにちは!

陸マイラーの魅力にどっぷりはまってしまった、「もと(@MomoRock2017)」です。

コロナもようやく終息が見えてきて海外旅行に行く方が増えてきました。

海外旅行で支払うときに最近は現金を使うことも少なくなりクレジットカードを使用されている方が多いのではないでしょうか。

ただ、海外でクレジットカード決済をすると国内と異なり為替両替手数料が発生するため、明細に出てくる金額は利用金額ではなくクレジットカード会社の定めるレートに所定の手数料を加算した金額が円で請求されます。

もと
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ちなみに絶対に現地でクレジットカード決済するときに「円」払いはしないでください。とんでもないレートで決済されてしまうので・・・

そんな中、一部改悪はありましたが今回ご紹介するRevolutカードは為替両替手数料が発生しないので引き続き海外決済において優れた選択肢です。

Revolutカードの優れた点

Revolutはイギリスを拠点とするデジタル銀行および金融テクノロジー企業であり、2015年に設立されました比較的新しい金融サービスです。

主に革新的な支払いサービス、外貨両替、国際送金、仮想カード、デビットカードなどを提供しています。

Revolutは、クラウドベースのアプリを通じてサービスを提供し、利用者はスマートフォンを通じて銀行取引や費用管理を行うことができます。

外貨為替手数料が低い

基本的にRevolutカードは外貨為替手数料が無料となっています。

日本で発行されているクレジットカードだと最低でも1.6%位は発生するので、この点は大きなメリットです。

ただし、金曜日17:00ニューヨーク時間から日曜日の18:00ニューヨーク時間までの時間に外貨両替が発生すると1%の外貨為替手数料が発生します。

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1%という手数料でも他のクレジットカードよりも低い外貨為替手数料ですね

これを回避する技もあるので、そちらは後半で解説します。

リアルタイム為替レートでの決済

発行しているクレジット会社によって多少の違いはありますが、基本的にクレジットカード会社の設定する為替レートはあるタイミングでの為替レートを参考に各社が定めたものになります。

そのため、お得になっている場合もあれば損する場合もあリます。

一方、Revolutはリアルタイムで最新の為替レート(=市場価格)で決済されますので分かりやすいですね。

仮想カードの発行が可能

一部のクレジットカードでも仮想カードに対応していますが、Revolutの仮想カードはその一歩先を進んでいます。

なんと、カード情報が取引毎に自動生成され一回きりの使い捨てバーチャルカードが利用できます。

普段使用しない海外サイトでの支払いなどで利用することで万が一の際にメインカードを再発行する必要がなくなります。

簡易家計簿機能

デビットカードでありながらこのような簡易家計簿機能があります。

利用店舗の情報から自動で割り振られますが後で自分で修正も可能です。

自分でセキュリティ設定を変更できる

これは面白い機能ですが、以下の5つのセキュリティを自身でかけることができます。

これをかけていればほぼ安全かなと思います。

セキュリティ設定
  1. オンライン取引:ECサイトでの利用がブロックされリアルでの決済のみ可能にできます。
  2. ロケーションベースのセキュリティ:携帯の位置情報と異なる場所での決済をブロックできます。
  3. スワイプ支払い:ICカードによる決済のみ許可できます。
  4. ATM引出し:ATMでの利用を制限できます。
  5. コンタクトレス決済:この機能をオフにすることで暗証番号orサインでの決済を強制できます。

Revolutカードのいまいちな点

ここまでRevolutカードの良い点ばかり並べてきましたが、いまいちな点もあります。

銀行振込の反映が遅い

Revolutは個人ごとに専用の銀行口座があるので自分の銀行口座から振り込めば残高に反映されます。

ただ、この銀行口座への着金が遅い・・・使いたいときに振込チャージは使い物になりませんのでご注意ください

もと
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先日クアラルンプールに行く前にチャージした際は14時間くらい反映にかかりました。

クレジットカードチャージ入金手数料がマスターカード以外かかる

以前はこの手数料が無料だったので、最強の外貨決済手段だったのですが残念ながら現在は国内発行のマスターカードを除きクレジットカードを利用しての残高チャージについては1.7%の手数料が発生します。

その代わりクレジットカードチャージについては即時反映されるのでレジ待ちの間にチャージしておくという方法が取れるのはありがたいですね。

入金手数料0円のデビットカードの非対応が多過ぎる

クレジットカードでのチャージは即時で残高が反映されるのですが、入金手数料が発生します。

その手数料を回避し即時残高反映させる方法がデビットカードによるチャージです。

しかし、ここ1年で各銀行のデビットカードの制限がかかりほとんどの銀行のデビットカードが利用できなくなりました。私の保有しているデビットカードは住信SBIネット銀行とソニー銀行なのですが、残念ながら利用できません。

唯一楽天銀行のデビットカード(VISA)だけが現在、ポイント付与対象外ですがチャージ可能なようです。

楽天銀行のデビットカードは持っていないので確認はできていません・・・

それでもRevolutカードが一番お得な海外決済手段な可能性が高い

銀行振込の残高反映が遅かったり、クレジットカード入金の手数料があったり、デビットカードの大半が使用できないというデメリットはありながらもRevolutカードは一番お得な海外決済手段だと思います。

主要クレジットカードブランドの海外決済手数料は高い

主要クレジットカードブランドの決済手数料は高く私の調べただけでも楽天カードやJCBの約1.6%が最低で陸マイラーに人気のセゾンカードは2%超、マリオットプレミアムカードを発行しているAMEXは2%という状況。

それだけでなく、各社独自のレートをベースにしてその金額に海外決済手数料を乗せてくるのでさらに厳しいと言わざるを得ないです。

ということは、Revolutのクレジットカードによる入金手数料の1.7%は良心的な手数料だと思います。

手数料最安であるJCB系のクレジットカードですがそもそも海外で使えないことが多いので論外と考えると改悪があってもVISAとして使用できるRevolutカードが一番ではないでしょうか。

セキュリティを自身で設定できるので安心

Revolutカードを使う大半の目的は現地ので決済だと思うので、オンライン決済を制限しておくだけでもスキミング等による不正利用の可能性を下げることができます。

基本的に全ての項目にチェックを入れておけばかなり安心だと思います。

Revolutカードを海外でお得に使用するための3つのこと

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銀行振込でチャージする

即時性はありませんが、手数料で考えると銀行振込が最もお得になります。

ただ、反映まで数時間〜約1日かかることもあるようなのでできれば渡航前に入金しておいた方が良いと思います。

銀行振込で入金した残高については毎月スタンダード会員は25,000円、プレミアム会員は50,000円、メタル会員は100,000円まで出金無料です。

上限を超えた場合は2%の出金手数料がかかるのでご注意ください。

もと
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現地銀行の営業時間に左右されそうなので年末年始とかは注意した方が良いと思います。

クレジットカードでチャージする

手数料が1.7%かかるようになりましたが、それでも普通にクレジットカードで決済するよりはわずかですがお得です。

RevolutカードへのチャージはVISAもしくはMasterカードでしか行えないので以下のルートが23年8月時点ではおすすめです。

クレジットカードチャージでのおすすめルート
  1. 任意のクレジットカード→Kyash→Revolut
    Kyashからのチャージで0.2%(月500point上限)
  2. 任意のクレジットカード→auPay→Revolut
    aupayからのチャージではポイント付与対象外だがauPayへのチャージでポイントが付与されるカードであればあり(月50,000円まで)

陸マイラー大好きマリオットプレミアムカードからだとKyash、auPayともにポイント付与率半減ですがチャージ可能ですね。

平日に現地通貨に両替しておく

以前は土日祝日関係なく手数料は発生しなかったのですが、現在は土日祝日に現地通貨に両替すると1%の手数料が発生します。

これについては、平日に現地通貨に両替しておけばかかりませんので事前に両替することをおすすめします。

もと
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金曜日17:00ニューヨーク時間から日曜日の18:00ニューヨーク時間以外の時間帯に行ってください。また年末年始はご注意ください・・・

ちなみにRevolutカードを使用して両替できる通貨は35通貨(23年8月17日現在)でした。ユーロもあるので世界の4分の1位の国で対応できますね。

ちなみにここに無い通貨は使用できないわけではなく、VISAが使えればリアルタイムで両替されて現地通貨での決済がされるのでご安心ください。

もと
もと

なんでこれだけあってマレーシアダメなんだ・・・

  • USD(米ドル)
  • EUR(ユーロ)
  • AUD(豪ドル)
  • AED(UAEディルハム)
  • BGN(ブルガリアンレフ)
  • CAD(カナダドル)
  • CHF(スイスフラン)
  • CLP(チリペソ)
  • COP(コロンビアペソ)
  • CZK(チェココルナ)
  • DKK(デンマーククローネ)
  • EGP(エジプトポンド)
  • GBP(英ポンド)
  • HKD(香港ドル)
  • HUF(ハンバリーフォリント)
  • ILS(イスラエル新シェケル)
  • INR(インドルピー)
  • ISK(アイスランドクローナ)
  • KRW(大韓民国ウォン)
  • KZT(カザフスタンテンゲ)
  • MAD(モロッコディルハム)
  • MXN(メキシコペソ)
  • NOK(ノルウェークローネ)
  • NZD(ニュージーランドドル)
  • PHP(フィリピンペソ)
  • PLN(ポーランドズロチ)
  • QAR(カタールリアル)
  • RON(ルーマニアレウ)
  • RSD(セルビアディナール)
  • SAR(サウジアラビアリアル)
  • SEK(スウェーデンクローネ)
  • SGD(シンガポールドル)
  • THB(タイバーツ)
  • TRY(トルコリラ)
  • ZAR(南アフリカランド)

先日のクアラルンプールで遭遇したトラブルの紹介

クアラルンプールの現地で謎の決済エラーで利用ができない店がありました。こういうこともあるので、予備のクレジットカードは持って行ってください。

クアラルンプールで使えなかった店
  • KL Sentral駅のコンビニ
  • Bukit Bintangのコンビニ、スーパー、Pavilion内の店(飲食店除く)
クアラルンプールで使えた店
  • KLIA Express
  • McDonald’s
  • KIdzania
  • Grab
  • 空港内店舗

セキュリティ設定とか色々やりましたが原因はわかりませんでした・・・最終日に空港で使えたのでおそらく店舗側の端末の問題でしょうか。

もと
もと

夜21時にチャットで質問したら普通に日本語で対応してもらえICチップ破損か磁気エラーの可能性があるので再発行(手数料0円)を促されました。

夜21時に普通にチャットでサポートしてくれるのはありがたいですね。

以上「改悪があっても選ばれる理由!Revolutカードの海外決済メリットと対策を徹底解説」でした

2 COMMENTS

たけ

東南アジア(タイ、マレーシア シンガポールは比較的大丈夫なんですが)では、日本のガソリンスタンドのようにその場ではオーソリのみ/後日決済のシステムがかなり多いです。

その場合、プリペイド/デビットはその「後日」に残高があるかの保証がないため、KLで使えなかったんだと思います。

体感的にタイで1-2割マレーシアで2-3割シンガポールはほぼOK。他の諸国は8割以上、後日決済方式だと感じています。
外国人相手の高級店はほぼ大丈夫ですが。

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もと

コメントありがとうございます!
そういう仕組みなのですね(´⊙ω⊙`)

勉強になりました。

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