TwitterでもそろそろSFC修行を解脱したという報告をされている方が出てきました。SFC会員はなることが目的ではなくいかに利用するかという点が重要だと思います。
陸マイラー活動でANAマイルが大量に得られるからホテル特典が手厚いSPGカードをすすめる方が多い中、陸マイラーにとってのベストなクレジットカードはSPGカードではなく、マイレージプラスセゾンカードだと思っています。その理由は過去記事でご紹介しています。


本日は、SFC会員とマイレージプラスセゾンカードがコラボすることでより今後も快適な旅行をできるという話をご紹介します。
目次
SFC会員とマイレージプラスセゾンカードが揃ったときの効果は大きい
セゾンマイレージプラスカードで貯まるマイルはユナイテッド航空のマイルです。ユナイテッド航空はANAと同じスターアライアンスという航空連合に所属しています。
そのため、ユナイテッド航空のマイルはANAの特典航空券に交換することができます。ANAに限らずスターアライアンス運航便であれば特典航空券に交換可能です(一部航空会社の一部のクラスは不可)。
SFC会員はスターアライアンスの上級会員なので、スターアライアンス所属航空会社の飛行機に搭乗してもSFC会員としてのメリットを受けることができます。
SFC会員のメリットはこちらでご紹介しています

陸マイラーはポイントサイト活動をすることでANAマイルを大量に獲得できるにもかかわらずSFC会員+マイレージプラスセゾンカードをおすすめするかをご説明します。
陸マイラー活動の限界が徐々に近づいている
陸マイラー活動の限界が徐々に近づいています。
陸マイラー活動の基本はポイントサイトでポイントを貯め、様々なルートを利用してANAマイルに交換するという活動です。
様々なルートについては過去記事でまとめています。

私は昨年の2017年1月から陸マイラー活動を開始しました。きっかけはとある方のブログを拝見したからです。その頃は今は亡き「ソラチカルート」という交換ルートがありポイントサイトのポイントをANAマイルに交換する際の交換率が90%という高い交換率を誇っていました。
現在はLINEポイントを経由するルート(LINEルート)がもっとも交換率が高く81%が最大となっています。
ANAマイルの価値は1マイル2円
ちまたではANAの1マイルは10円超という景気の良い話もありますが、現実は厳しいです。
ソラチカルートのおかげもあり、ANAの陸マイラーは2017年に爆発的に増えたと思います。陸マイラーが増えるということは、ANAの特典航空券の競争率が上がるということと同義です。
先程の1マイル=10円超というのは、ファーストクラスの特典航空券に交換した場合の交換率です。飛行機の座席はエコノミー⇒ビジネス⇒ファーストクラスの順に少なくなるので、ファーストクラスの特典航空券を獲得するのは熾烈な争いに勝つ必要があります。
一般人で手の届く現実ラインとしては国内線の特典航空券です。国内線の特典航空券に交換した際、最低でも1マイル=2円の価値はあることがわかっています。
LINEルートも改悪される可能性がある
世の中のお得な話には改悪がつきものです。ソラチカルートはあまりにお得すぎたので、今年の3月31日を持って終了しました。現在のマイル交換ルートの位置づけを確認してみましょう。
- 【終了】ソラチカルート:10,000ポイント⇒9,000マイル=18,000円相当
- 【現在の最適ルート】LINEルート:10,000ポイント⇒8,100マイル=16,200円相当
- nimocaルート等:10,000ポイント⇒7,000マイル=14,000円相当
- 楽天ポイント等から交換:10,000ポイント⇒5,000マイル=10,000円相当

一般の陸マイラーは国内線特典航空券しか交換できなくなる
現在はソラチカルートと比較してもさほど変わらないレートでの交換が可能です、まだ数万マイルをためることは現実的な数字だと思います。
LINEルートが終了すると交換率は70%になります。どんどん貯めにくくなりビジネスクラスの特典航空券を発行するための数万マイルを貯めるのもきつくなってくる可能性が高いです。
ポイントサイトのポイントを現金化するほうが良くなる
そうなってくると現金とマイルの価値が大分近くなってくるのでわざわざ有効期限があるマイルに交換するよりも現金にしたほうが良いという選択肢も見えてきます。
個人的には手間を考えるとLINEルートが終了した場合は、現金化も視野に入れる必要があると思います。
ユナイテッド航空のマイルの使い勝手は抜群
マイレージプラスセゾンカードを利用して貯めることができるユナイテッド航空のマイルは同じ航空連合であるANAの特典航空券に交換可能です。
海外の特典航空券の交換レートはあまり良くないのが残念ですが、国内線については何故かANAよりも特典航空券の発券に必要なマイルが少ないです。
・ANA:6,000マイル〜
・ユナイテッド航空:5,000マイル〜
マイレージプラスセゾンカードは還元率1.5%
マイレージプラスセゾンカードはマイルアップメンバーズに加入(年額5,400円)することで利用金額に対するマイルの還元率が最大1.5%になります。
最近まで、マイレージプラスセゾンゴールドカードを使用していたのですが、ユナイテッド航空はマイルの増減がある限り有効期限もないため妻も同じマイレージプラスセゾンカードを持って貯めることで年会費の節約ができることに気が付きました(笑)
- ゴールドカード+家族カード:年会費21,600円
- 通常カード2枚持ち:年会費14,040円
ちなみにマイレージプラスセゾンカードを使い、家族2人で北海道旅行に行くために、必要な決済額は約133万円です。毎月11万円位の決済が必要です。
食費とかの固定費と夫婦それぞれの出費を可能な限りクレジットカード払いをすればいけそうな気がしませんか?

まとめ
もし本当にLINEルートが使えなくなってしまったら陸マイラー活動は一気に終息に向かう可能性が高いと思います。
本記事はそういったことになったとしても、今現在と大きく変わらない快適な旅行を楽しむために必要な準備として、メインのクレジットカードをマイレージプラスセゾンカードに切り替えてユナイテッド航空のマイルを貯めるという選択肢があるというご紹介でした。
以上「SFC会員×マイレージプラスセゾンカードはLINEルート終了後に備えた最適解かもしれない」でした。
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