
昨日9月12日に全日空(ANA)が羽田→熊本で新機材のA321neoを就航させました。
ANA321neoは従来機であるA321ceoの改良版であり、neoはnew engine optionの略で文字通り燃費性能が従来のA321ceoと比較して15%も改善したようです。
ANAでは合計22機購入(2023年度末までに全機納品予定)しており、全機を国内線に展開するようです。
改善しても、私達飛行機に搭乗する者としてはあまりメリットを感じません(笑)いっその事、航空券の値段も15%安くなればいいのですが・・・
と、夢物語を語っていても意味がないので、現実的にこの新しい機材がどうなのかを調べてみて色々思うことがあったので、ご紹介しようと思います。
A321neoはこんなにA321ceoよりも便利!
A321neoとA321ceoの違いですが、プレミアムクラスで採用した電動リクライニングなど従来の良かった点については踏襲しております。
何か記憶にある機材の名前だと思ったら、私がSFC修行で初めて搭乗した機材がA321ceoでした。
あの時は初めてプレミアムクラスに搭乗し、やっぱりプレミアムクラスはPC電源とUSB電源が別れていて便利だなと思っていたのですが、その後その機材に搭乗することはなく、A321ceoだけが特殊だったということに気が付き、最初に一番良い機材に乗ったことで残りのSFC修行の機材に対しては良い印象があまり記憶に残っておりません。
さて、このANA321neoですが、従来機のceoからどこが変わったのでしょうか?
- エコノミー席にもPC電源がついた
- 全席にモニターがついた
- 機内エンターテイメントが提供される
個人的には、機内はkindleで漫画を読むか、Amazonプライムでダウンロードした映画等を見るという点とせいぜい2時間程度しか見れないと思うので、2つ目と3つ目はそこまで魅力を感じません。
しかし、短距離である国内線にもモニターを設置したのは、Wi-Fiの性能でJALの後塵を拝しているANAのJALに対する反撃ではないかと思っています。
一番大きな改善点はエコノミー席でもPC電源+USB電源が設置されたということです。昨今個人の持っているデバイスはスマホやゲーム機・PC・タブレット等複数を持ち歩くことが当たり前のような時代になっているので、ANA321neoのように複数デバイスが同時に機内で充電できるのは大きなアドバンテージだと思います。
まとめ
このANA321neoはANAがJALに打ち勝つべく企画した秘密兵器だと思っています(違ったらごめんなさい)が、残念ながらプレミアムエコノミーとエコノミー席の差がゆったりとしたシートと食事の差しかなくなったことで、今後私はエコノミーに搭乗することにすると思います。
私は2017年1月から実施したSFC修行を解脱した結果、晴れてSFC会員となれたので運が良ければプレミアムエコノミーに無償でアップグレード可能ですので、無理して9,000円払ってプレミアムエコノミーを購入する必要はないと考えております。